金星とセラトーの夏

　8月7日に金星が天秤座に入って、9月9日重陽の節句まで金星パワーを意識しつつ、生かしながら、生活したいなと思っていた夏でした。牡牛座と並んで、金星は天秤座も本来の居場所。楽しいこと、喜び、美しいこと、才能、平和などがキーワードに浮かんできますが、金星の軌道は黄金比と関連しています。黄金比、、、ダビンチを真っ先に私は思いだしますが、ひまわりなどの植物にも黄金比に似ているところが見られるとか。。。

全ては完璧な宇宙が作りあげたもので、私たち1人1人も本当の自分はきっとこの宇宙と呼応している。ありのままの自分でいることと、それを実感することが自分の金星を生かすことで、その感覚を育てたいと思いながら、気づけば明日から金星は蠍座へ。。。

金星Wikipedia

　天秤座にいる金星は、自分の愛するもの、対人関係、パートナーシップなどを通して、自分というものを作り上げていくわけです。誰かのことを苦手だな。と思ったら、それはもしかしたら自分の嫌な面をその人を通して見ていた。という話を心理学などでよく聞きます。火星は外に向かって表現していく行為とすると、金星は受け身、内側で感じていくこと。。。自分の中に埋没している喜びや豊かさをもう一度見つけるために、美術館へ足を向けたり、人と交流してみよう。

　それは誰かと比較するためのことではなくて、自分の中の軸、私はこう思う。私はこの才能を持っている。私の強みはこれである。を強めていくために必要な作業で、ここをしっかりと作りあげていくことが、実は今年最大の山場であると感じています。私はここ（ありのままの自分を実感すること）を今しっかりとやっていくことが2020年以降に実って行くと思うのです。



　ところでこの金星ですが、神話ではアフロディーテ、遥か昔はイナンナ、など。。ギリシャ神話では、アフロディーテの腰に巻いたベルトのような金の腰巻が、男性を虜にするらしいです。（昔愛読していたデモスの花嫁で出てきました。でた！昭和！笑）嫉妬心やライバル意識なんかもばんばん持っています。時に暴走するんですね。金星が不安定な時、こちらに傾くのだと思います。この秋の金星は蠍座へ行き、また逆行して天秤座へ。。。
自分の中の金星が暴走してるな、って感じたら立ち位置に戻って、この「自分の中の軸は何か」をもう一度強めることを心がけていくと、この秋の変容の波に乗っていかれると思います。

Lombardia Beni Culturali より　ヘラに金の腰帯を貸すアフロディーテ

　この天秤座にいる金星を私たちの中で輝かせるのに、フラワーエッセンスを選ぶとしたら、私は何をおすすめするかなぁと考えてみました。五角形を描くように軌道する金星は、リンゴとかかわりがあると言われています。シンプルにクラブアップル（浄化のレメディー）が出てきますが、ホリーそしてチコリーやビーチなども金星チックだなぁ✨と思いますが、やっぱり今の時代はセラトー！SNSや情報に振り回されず、本当の自分の探す答えは自分の中にある、という感覚を研ぎ澄まされるエッセンスです。


そして、何かブレンドにと言ったら私は今の時代、ロックローズやスターオブベツレヘムをすぐに取り出します。ロックローズの学名はギリシャ語で太陽の花。とても魅かれます。初夏から秋にかけて、日中の太陽の光を浴びてコインのように輝くこの花は、災害が続いている中、もはや想定外という言葉が頻繁に使われて、災害に見舞われた人々のことは他人事ではなくて、心のどこかで抱えきれない恐怖を感じているような気がします。。。



　久しぶりの投稿となってしまいました。最後まで読んでくださりありがとうございました！🙏2018年秋分に向かって皆様の日々が安定した心豊かな日々でありますように。

Mt. Shasta のShasta Daisy by nagisagarden

　被災された方々の1日でも早い復興を心から祈っています。
　私にできることは祈ることと、被災された地域のものを買うことしか今は出来ないかもしれませんが、まずは出来ることからと思っています。。。